週間ビットコイン相場 2019/7/23 ビットコインは高値を切り下げ、下落トレンドが濃厚に

ビットコインの先週の週足の終値は114.2万円で、週間の上昇率は約3.8%でした。現在の価格は110.1万円ほどで推移しています。

Bitbank,BTC/JPY(週足)

ビットコイン価格は一時的に反発したものの、上昇に勢いが見られず再び売られる展開

先週の週足では100万円割れから一時120万円ほどまで価格を回復させたものの、デッド・キャット・バウンスのような形となり再び強く売られ上昇幅を縮めました。一目均衡表の転換線を久しぶりに割り込み終値を迎えています。転換線を割り込むのは2月第3週以来となります。

Bitbank,BTC/JPY(日足)

日足では価格が雲の中へ突入しており、5%ほどさらに下落すると雲を下抜けし強い下落シグナルとなります。現在は先行スパン1が先行スパン2を2000円ほど下回って推移しており、こちらも下落トレンドを示唆しています。今週は雲をどちらに抜けるかが最も注目すべきシグナルとなりそうです。

Bitbank,BTC/JPY(日足)

チャート下記のインジケーターでは、CCIが-86とマイナス圏で推移しており弱気を示唆しています。CCIは-100を下回ると売りのシグナルとなります。RSIは現在45で推移しており、中央値の50を下回っています。前回安値の41を更に下回ると下落トレンドの継続を示唆します。MACDは2月13日以来となる0ライン割れを記録しており、下落トレンドを強く示唆しています。

Bitbank,BTC/JPY(日足)

現在は高値と安値が切り下がる弱気のチャートが形成されており、上昇トレンドのシナリオが描きづらい状況と言えます。買いでエントリーする場合は間近高値の119.7万円を終値ベースで超えたことを確認したいところです。


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