テザー社CEO、S&PによるステーブルコインUSDT格下げに反論 余剰資本を強調

余剰資本などを考慮せずと反論ステーブルコインUSDT発行で知られるテザー社のパオロ・アルドイノCEOは1日、格付け会社S&Pグローバル・レーティング(以下、S&P)によるUSDTドルペッグ能力の格下げに反論した。S&Pが同社の財務状況を誤解していることを指摘する格好だ。アルドイノ氏は、2025年第3四半期(7~9月期)の準備金監査報告書を引用して、次のように説明した。テザー社は、数十億ドル規模の超過準備金(準備資産が発行量を上回る準備金)と、300億ドルに迫るグループ全体の自己資本を引き続き維持し...