マイニング最大手Bitmainが紛糾、ジハンウーらが共同創業者を追放

マイニング最大手Bitmainが紛糾
仮想通貨マイニング大手「Canaan Creative」がIPO申請するなか、最大手のBitmainでは共同創業者がジハンウーらに追放されるなど、経営が紛糾している。

マイニング最大手Bitmainが紛糾

仮想通貨ファンドマネージャーDovey Wan氏が、マイニング大手「Canaan Creative」の米国IPO申請に伴う、Bitmain社内の動向に言及した。

公式記録よると、退任していた元CEOのJihan Wuが、中国Bitmainの法人代表に再就任した。中国の法律では、これはWuが会社の重要な役割である法務の中心になることを指す。

また、そのコメント欄に

法人代表は潜在的に無制限の責任を担い、幅広い権限を持つ。会社の全ての業務に於ける法的責任を担うポジションだ。中国企業の法人代表は会社の債務を個人に帰する責任にされる事もある、

更に

どんなドラマよりエキサイティングだ!Jihanが社内全体に送ったメールは緊迫感にあふれている。

「Micree Zhanは、当社の全ての業務から追放される。誰も彼の指示を受けたり、会議に参加する事は出来ない。」

とコメントした。

Micree ZhanとJihan Wuは、Bitmainの共同創業者であるが、仲違いしていたと報じられている。ZhanはアメリカでのIPO申請準備をしており、Wuは取締会には名を連ねているものの、経営に関わる意思決定には関与していなかった。競合であるCanaanの米国IPO申請を受け、かねてより噂されていたIPO申請を本格化させる兆候との見方もある。