ブラウザ「Brave」のアクティブユーザー数が急増
プライバシー重視の暗号化ブラウザー「Brave」の月間アクティブユーザー数は1000万人を達成した。
10月にはおよそ870万人だったが、2か月間でユーザー数が急増、1000万の大台に到達した。また、直近1年間でも2倍近い成長を遂げている。さらに日次のアクティブユーザーも330万人と過去12ヶ月で3倍に増加している。
Braveは広告を除去することで、ページ表示の時間を短縮し、さらに匿名性を実現している。一方で、ユーザーは広告を閲覧すれば報酬を受け取ることも可能だ。
Brave提供する「リワードプログラム」では、ユーザーが広告を閲覧することでBraveのネイティブ通貨BATを受け取ることができる。11月13日に公開された新バージョンによって、このリワードプログラムがPC、iOS、Androidの全ての端末で利用可能になったため、アクティブユーザー数急増につながったと見られる。
12月5日の同社の発表によると、リワードプログラムの登録者は34万人に上る。これは2019年初の登録者数2万8千人の12倍にあたる。
高セキュリティでプライバシー重視の暗号化ブラウザ「Brave」のダウンロード数がAndroid版だけで4000万DLに達した。日本での人気ランキングも上位に位置しており、普及スピードに注目が集まっている。