800億ドル運用の中国資産管理企業、国内初のブロックチェーンETFを申請

中国資産管理会社がブロックチェーンETF申請

800億ドル以上の顧客資産を管理する中国のPenghua Fund(鹏华基金管理有限公司)は、ブロックチェーンETF(上場投資信託)の申請を行なっている。

中国の金融監督機関である中国証券監督管理委員会(CSCR)のウェブサイトの情報によれば、CSCRは現在、Penghuaの申請を審査している最中だ。

上海証券報の報道によると、CSCRが「Penghua Shenzhen Stocks Blockchain ETF」と名付けられたPenghuaのファンドを承認すれば、中国で最初のブロックチェーン関連投資信託となる。

深センに本社を置くPenghuaは運用資産が5640億人民元(約808億ドル)を超え、159の公的資金、10の国民社会保険投資ポートフォリオ、4つの基礎年金保険投資ポートフォリオを管理しているという。

深セン証券取引所(SSE)は先週にも、ブロックチェーン関連株の上位50銘柄で構成される「ブロックチェーン50インデックス」を発表した。インデックスには現在、平安銀行や昨年ビットコインマイニングに8000万ドルを投資したインターネット企業のWholeasyを含む複数の企業がリストされている。

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世界の他の地域では、投資顧問会社Invescoのファンドがロンドン証券取引所に上場するなど、少なくとも7つのブロックチェーンETFが現在取引されている。6月、TheBlockがこれらのETFのパフォーマンスを分析したところ、その価値は今年の1月から5月の間に大幅に上昇したことが分かった。

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