MLB 、NFLにもブロックチェーントークン導入を目指す
ブロックチェーン関連企業のChilizとスポーツマーケティングなどを手がけるLagardère Sportsの提携が17日、発表された。
Lagardère社はNFLやメジャーリーグと契約を持っており、今回の提携によって、Chilizのスポーツファン向けプラットフォーム「Socios.com」の提携スポーツチームの拡大に期待がかかる。
Chilizは同名の仮想通貨Chiliz(CHZ)を利用するブロックチェーンベースのファン投票プラットフォームのSocios.comを運営する会社だ。
スポーツチームのファンはSocios.comを通じて贔屓のチームのトークンを買うことができ、そのチームの運営に投票券という形で影響力を持つことができる。
これまでにChilizはユベントスやガラタサライ、FCバルセロナといった欧州のサッカーチームと提携しており、各チームのトークンを提供している。
一方でLagardère SportsはNFL、MLB、プロゴルフの選手と契約しマーケティングやマネジメントを行っており、今年のスーパーボウルチャンピオンのチーフスの選手であるエリック・フィッシャーやテレル・サッグスなどとも契約している。
Chilizは今回の提携でアメリカの巨大スポーツ市場への足掛かりを得ることになった。ChilizのCEO Alexandre Dreyfus氏は今回の提携について以下のように述べている。
私たちは2020年までに50のトークンをSocios.com上に展開することを目標としてきた。Lagardère Sportsの持つ広範なネットワークをターゲットとして協力してその目標を達成し、ヨーロッパとアメリカのスポーツチームのトークンホルダーのためにファンエンゲージメントの未来を築くことを目指している。
参考:chiliz.com