新興国で金融包摂 グーグルやゲイツ財団参加の「モジャループ」が始動

金融サービスの相互接続を目指す金融包摂を目指した団体、モジャループ財団(MojaloopFoundation)が正式に立ち上がった。グーグル、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、ロックフェラー財団などが、初期スポンサーメンバーとして参加。アフリカなど所得が低く銀行口座を開設できない人々が多い地域で、誰もが金融サービスを受けられる状況の実現を目指している。特に、異なるシステム同士の相互運用性を実現することに重きを置いている。世界銀行のグローバルインデックスによると、現在すでに100国近くでモバイルマネーサービスが出...