ビットコイン相場分析 :ビットコインは2日連続の陰線を記録、短期のロングポジションに対して利食いシグナル発生も | ビットバンク マーケット情報

12月21日のビットコインの日足終値は移動平均線を上回り強気トレンドを示唆し、すべてのオシレーターがプラス域で推移しておりこれをコンファームしています。ビットコインは昨日やや強く売られ一時228万円まで売られました。高値圏での利確売りが発生しており2日連続の陰線を記録しました。オシレーターはプラス域を維持している一方、短期では下落傾向にありモメンタムに変化がみられます。Fisherではデスクロスが発生し買いシグナルが解消されています。長期オシレーターのMACDは上昇から横ばい推移にシフトしています。ADX(35)は上昇が継続しており強気トレンドの発生を示唆しています。ビットコインはここ2日間、売り圧力が強くなっている傾向がみられます。価格は移動平均線の上位で推移していることからテクニカル的には強気を維持しています。一方、オシレーターの下落には注意が必要です。短期のロングポジションに対しては利食いシグナルも出ています。年末年始に向けて利食いが発生しやすい時期でもあるため、現在は高値をどんどん更新していく相場にはないと考えられます。押し目で拾うにしても下げ止まりを確認してからでも遅くはないでしょう。大きなリスクを取りに行く相場ではないため守りに入るトレードも必要な状況です。 カテゴリ: 市況・相場分析 | 記者: 真田雅幸