BTCは8000ドルで揉み合う展開:主要アルトは対BTCでも全面高

BTC、アルト共に好調

BTCの対ドル相場は15日、昨年7月以来となる8000ドルの上抜けに成功すると、翌16日からは落ち着きを取り戻し、足元8000ドル周辺で揉み合う展開となっている。相場は、11日からバブル時のような値動きとなり、昨年の下落相場でサポートとして機能していた6500ドル周辺や、心理的節目となる7000ドルを軽々と上抜き、週明け13日から13.68%高となっている。

また、主要アルトコイン相場も、今週はBTCに追随するように対ドルで上昇(第1図)。加えて、対BTCでも概ね全面高となっており、市場全体に新たな資金が流入してきている(第2図)。

BTC出来高は過去最高額を更新:ブローオフに注意

市場に新たな資金が流入することは、強気相場のサインでもあるが、足元の展開は2017年12月から2018年1月にかけての「バブルピークからバブル崩壊」のパターンに類似する。また、coinmarketcapによると、BTC対ドルの出来高は11日に288万ドルを記録し過去最高額を更新。さらに16日には出来高が331万ドルとなり、テクニカル的にはブローオフが起きてもおかしくない。この先は、下方への素早い値動きに注意を要そう。

【第1図:主要暗号資産銘柄対ドル騰落率(13日から17日現在)】


出所:coinmarketcapより作成

【第2図:主要アルトコイン対BTC騰落率(13日から17日現在)】


出所:Barchartより作成


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