FOMC通過も「相場の不確実性」払拭されず、仮想通貨市場など一転して売り優勢
22年1月のFOMC終了米連邦公開市場委員会(FOMC)を経た連邦準備制度理事会(FRB)は日本時間4時頃、政策金利を「まもなく引き上げるのが適切」とする声明を発表。その後パウエルFRB議長の記者会見が行われた。FOMC通過によるアク抜け期待などから米株式市場、暗号資産(仮想通貨)市場ともに反発していたが、記者会見の質疑応答を経て、「利上げ回数と利上げ幅」における不確実性を嫌気された。一縷の望みで淡い期待を抱いていた市場を失望させた、と言い換えることもできそうだ。パウエル議長は、約40年ぶりの水準に高止ま...