「インフレリスク過小評価されている」米地区連銀総裁らが大幅利上げの継続を示唆
インフレリスクが軽視されているジャクソンホール会議でのパウエルFRB(米連邦準備制度)議長の基調講演を26日23時頃(日本時間)に控え、会議に参加する地区連銀総裁の発言に注目が寄せられている。25日に現地で行われたCNBCのインタビューで、タカ派で知られるセントルイス連邦準備銀行のジェームス・ブラード総裁は、インフレ(物価高)の加速は米ウォール街が予想する以上に深刻な状況にあり、「マーケットはそのリスクを過小評価している」と指摘した。インフレ対策に真剣であることを示すため、「FRBの政策金利を現状の2.2...