G20金融安定理事会、DeFiがもたらすリスクへの対応方針示す
DeFiのリスクについて報告主要20ヵ国(G20)の国際金融監督機関である金融安定理事会(FSB)は16日、分散型金融(DeFi)が金融システムの安定性にもたらすリスクについてレポートを発表した。DeFiの脆弱性を検討していく際の方針も示している。まずFSBは、DeFiのサービス提供方法は新しいものであるが、従来型金融と機能面では大きな違いはなく、従来型金融のリスクを引き継ぎ、それを増幅する可能性があると指摘した。例えば、運営上の脆弱性、流動性と償還期限のミスマッチ、レバレッジ、金融機関が相互接続してるこ...