ゲンスラー委員長の主張「SECはすでに規制ガイドラインを提供済み」
コインベースらに対する訴訟の渦中で見解示す米証券取引委員会(SEC)のゲーリー・ゲンスラー委員長は8日、フィンテック関連のカンファレンスに出席し、暗号資産(仮想通貨)に対する規制方針を改めて示した。SECは大手仮想通貨取引所コインベースとバイナンスに対して、未登録証券の提供などで提訴したところだ。これに関して、両取引所などから反論が上がる中、SECの見方を改めて強調している。ゲンスラー氏は、SECはすでに何が証券と判断されるのかについてガイドラインを示してきたと述べた。一例として、2019年にSECスタッ...