シンガポール中銀、個人向け仮想通貨投資を大幅制限へ 来年発効見込み

投資家保護で規制を強化シンガポールの中央銀行にあたるシンガポール金融管理局(MAS)は23日、暗号資産(仮想通貨)規制案についての最終的な回答書を発表した。規制ガイドラインは2024年半ばから段階的に発効される見込みだ。MASは規制案について意見を募集していたが、今回の回答は、そうして集まった意見に対する返答となる。MASは、2022年のFTX破綻や仮想通貨企業の債務不履行連鎖などを受けて、規制強化の方針を取っているところだ。7月には、仮想通貨取引所などに対して顧客資産の分別管理や、カストディ部門の独立な...