米連邦地裁、コインベースによるゲンスラーSEC委員長のメール開示請求を批判
私的通信の開示要請は不適切米ニューヨーク南部地区連邦地裁のキャサリン・ポーク・ファイラ判事は11日、証券取引委員会(SEC)に対する訴訟で米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースが、ゲイリー・ゲンスラー委員長の私的通信の開示を求める申し立てを行ったことについて強い懸念を示した。コインベースとSECは複数の訴訟で争っているが、本件は未登録の証券を提供していたとして、SECがコインベースを提訴したもの。コインベースは先月、ゲンスラー氏に召喚状を送り、この件に関連があるとみなされる通信に関する文書の提出を求め...