金融庁、暗号資産やステーブルコイン含むフィンテック時代の資金決済法を検討開始
金融庁は25日、資金決済法改正に向けた金融審議会の作業部会(第1回)を開催した。デジタル化が進む金融サービスの多様化に対応し、利用者保護と健全な市場発展の両立を目指す。作業部会では、暗号資産やステーブルコインなどの「分散型金融」、キャッシュレス決済、フィンテックなど、急速に進化する金融ビジネスに対応した制度設計を検討していく。国際的な動向を踏まえつつ、日本の金融システムの安定性と競争力の確保を目指す方針だ。特に注目されるのは、暗号資産交換業者に対する規制強化だ。2022年11月のFTXTrading破綻の教...