ビットコインを集めて楽しむゲームを開発
ゲーム制作企業Donnerlabが、ビットコイン(BTC)を集めて楽しむゲーム「Bitcoin Bounty Hunt」を公開した。
Our newest project, Bitcoin Bounty Hunt: a fully lightning-native multiplayer FPS.
— donnerlab (@donnerlab1) November 19, 2019
Featuring:
Integrated neutrino wallet
Hodl-auctions for adspace
Players fight for sat bounties
Channel management happens in the background
Beta keys: https://t.co/2MgIbLLNvA pic.twitter.com/bsFhwOjSPS
このゲームは、主人公と同じ視点で操作を行う「FPS(First Person Shooter)」と呼ばれるスタイル。銃を持った主人公が移動しながら敵を撃ち、ビットコイン最小単位「Satoshi」の頭文字「S」が書かれた「Satoshi-Cube」を集めていくゲームだ。また敵を倒すことでもビットコインが貯まる。
FPSのゲームで、自身のライフポイントにBTCを連動、敵を倒せるプレイヤーほどビットコインが稼げる仕組みだという。
通常のゲームを倒しながら賞金を稼げるようになるため、FPSにおけるライフのやり取りにもリアル感が増すことになる。
ゲームでは、オフチェーン上のセカンドレイヤーペイメントプロトコルであるライトニングネットワークが使われ、小額決済処理を速く行うことができる仕組みが採用されている。ビットコインの保管用にウォレットも搭載されており、集めた仮想通貨を他のプレイヤーに送る機能もあるという。
仮想通貨・ブロックチェーン業界では、ゲームへの技術の導入が進んでいる。最近では、世界的ブロックチェーンカードゲーム「Gods Unchained(ゴッズ・アンチェイン)」の直近1カ月のオンチェーン取引数が、dAppsゲーム史上最高のトランザクションを記録。人気ゲーム「CryptoKitties」の出来高を超えていることも明らかになった。
関連:「Gods Unchained」のオンチェーン出来高が過去最高に
Donnerlabの創業者は、ビットコインをより多くの人々に広めることを目的に会社を立ち上げたという。価値の保存手段としてだけでなく、スピードが求められるゲームで活用が広がれば、決済手段としての利用も増加する可能性がある。