金融庁の新長官、仮想通貨の規制緩和に慎重姿勢=ロイター
金融庁長官のインタビュー金融庁長官に就任した氷見野良三氏は5日、ロイターのインタビューに対し、仮想通貨(暗号資産)の規制緩和に慎重な姿勢を示した。仮想通貨の取引を推進することが必ずしも技術の発展に繋がるわけではないと主張。新型コロナウイルスの影響でキャッシュレス決済の需要が高まっていることを背景に、中銀発行のデジタル通貨(CBDC)の検討に尽力すべきだとの見解を示した。先月現職に就任した氷見野長官は、過去に金融国際審議官を務めた人物。15年から約3年間、国際業務を営む銀行を対象に各国で統一規制を協議するバ...