- ライトコイン用のデビットカードを発表
- ライトコイン財団が、仮想通貨の決済に利用できるデビットカードの発行を公表した。同財団のミッションである「日常生活における仮想通貨の普及」を進めることが狙いとしており、登録内容の発表は数週間後を予定している。
ライトコインで支払いができるデビットカードを発表
ライトコイン(LTC)の開発やサポートを手がけるライトコイン財団は、「BlockCard」という仮想通貨デビットカードをリリースすることを発表した。エストニアで創設された仮想通貨取引所Biboxと米国のブロックチェーン企業Ternioと協力することで実現に至ったという。ライトコイン財団の公式サイトにて情報が公開された。
BlockCardは、仮想通貨の価値を元算出された価格で決済を行うことができるデビットカードで、VISAクレジットカードに対応する機器を通じて、オンライン上や世界中の実店舗での支払いに利用ができるという。従来のクレジットカードと同様の方法で支払い手順となることで、利用面での煩わしさは解消されているという。
今回の取り組みは、日常生活で仮想通貨の利用を促すことが狙いであるとしており、カードの保有者は様々な種類の仮想通貨で預金が可能となり、ローンチ時ではライトコイン(LTC)のほか、BiboxのトークンであるBIX、またTernio (TERN)の対応を予定する。
対象ユーザーは米国居住に限定されているが、他国での発行にも対応していく方針だ。
ライトコインの創始者で、ライトコイン財団の責任者でもあるCharlie Leeは、このすばらしい協業によって、「日常生活でライトコインが使える場をより多く提供する」というミッションを一歩先に進めることができると、仮想通貨の決済領域への意気込みを語っている。
また、Biboxの協力を得てTernioのBlockCard用のプラットフォームが普及することで、今まで以上に世界中のライトコイン決済普及に繋がると考えているという。
デビットカードの登録は、今後数週間以内に発表を予定する。