パウエル米FRB議長発言、仮想通貨規制に「緩和の余地がある」

「緩和の余地がある」米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長は17日、シカゴ経済クラブでの講演で、銀行の暗号資産(仮想通貨)関連規制について「緩和の余地がある」との見解を示した。仮想通貨市場が近年メインストリーム化してきたことを認めつつ、特にステーブルコインに関する明確な規制枠組みの必要性を強調した。「私たちは銀行に対して保守的なガイダンスと規則を課してきたが、そこにはいくらかの緩和余地があるだろう」とパウエル議長は述べ、安全性と健全性を維持しながらも、適切なイノベーションを促進する方向性...