米FDICがステーブルコイン発行規則案を承認、銀行子会社の申請手続きを整備

銀行子会社の申請プロセス確立へ米連邦預金保険公社が16日、銀行によるステーブルコイン発行の規則案を承認した。今夏成立したジーニアス法(ステーブルコイン法)の実施規則として、金融機関が子会社を通じて決済用ステーブルコインを発行する申請手続きを定める。FDICは米国の銀行預金を保護する政府機関で、金融機関の健全性監督も担当している。同機関の監督下にある州立銀行や貯蓄組合がステーブルコイン発行を希望する場合、子会社の認可申請が義務付けられる。関連:米FDIC、ステーブルコイン規制「ジーニアス法」運用規則案を12...