Binance、ビットコインキャッシュのティッカーシンボルを変更 分裂戦争から一年

BCHABCからBCHに、バイナンス

仮想通貨取引所バイナンスは、ビットコインキャッシュのティッカーシンボルを変更する。BCHABCから以前のBCHに戻すことになる。

変更に際し、バイナンスは11月28日午前11時より、BCHABC/BTC、BCHABC/USDT、BCHABC/USDC、BCHABC/TUSD、BCHABC/PAX、BCHABC/BUSDの取引ペア、およびBCHABCの入出金を一時停止する。BCHABCの板注文もその時にキャンセルする予定だ。

「BCHABC」というティッカーシンボルは、昨年11月16日にビットコインキャッシュから分裂した2つの通貨のうちの1つで、ロジャー・バー氏とジハン・ウー氏が率いる「Bitcoin ABC」派と、クレイグ・ライト氏が率いるBSV(ビットコインサトシビジョン)派を分けるために取引所内の表記を変更していた。

BSVについては、当時クレイグ・ライト氏が本物のサトシ・ナカモトと称していることに懐疑的な意見を投げかけたCEOの意向のもと、上場を廃止を示唆。、4月22日には公式に7つの理由のもと上場廃止を行なっている。

参考:バイナンス

CoinPostの注目記事

2億ドルのビットコインキャッシュエコシステムファンドを新規立ち上げへ=ロジャーバー氏
Bitcoin.comのロジャー・バー理事長は、2億ドルのビットコインキャッシュ(BCH)のファンドを立ち上げる予定だ。Blockchainミートアップで発表した。
仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【11/20更新】
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。