2月中旬にウロボロスBFT実装予定
仮想通貨カルダノ(ADA)について、2月中旬に大型アップグレードが予想されている。カルダノを開発しているブロックチェーン企業IOHKの共同設立者兼CEO Charles Hoskinson氏が先日のライブストリームで明かした。
アップグレードされれば、コンセンサスアルゴリズムとしてOBFT(Ouroboros Bizantine Fault-Tolerant Consensus Protocol=ウロボロス)の実装される。PoS(プルーフオブステーク)プロトコルに分類されつつも、PoWと同等のセキュリティレベルを実現すると指摘されるものだ。
Hoskinson氏によると、2月中旬に実装されることには「かなり高い確実性」があるという。
また現在はハードウェアサポートの最終段階にあるとみられ、ある時点で、台帳デバイスをカルダノ専用ウォレットのダイダロス(Daedalus)に復元し、アカウント管理や、秘密鍵保持ができるようになるとHoskinson氏は説明した。
このアップグレードがどのような変化がもたらすのか、詳細はまだ明らかになっていない。
ウズベキスタン政府とのパートナーシップを発表
1月20日には、カルダノの公式商業部門であるEMURGOグループがウズベキスタン政府と提携。ブロックチェーン作業部会を形成し、セキュリティトークンの提供と交換の法的フレームワークの策定を主導していくことを発表したところだ。
この提携では、ウズベキスタンの理系学生向けにカルダノのブロックチェーンに関する教育のプラットフォームを提供するほか、政府にブロックチェーン技術活用についてアドバイザリーサービスを行うことも予定している。
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