仮想通貨ビットコイン(BTC)の相場のクセ ①:ビットコインは何時に動きやすい? | ビットバンク マーケット情報

仮想通貨(暗号資産)のビットコイン(BTC)は、各国の取引所に独自の市場が散在し、週末を含め基本的に24時間365日市場が開いていますが、外国為替市場のような地理的な要因を背景とする相場の変動率(ボラティリティー)にクセはあるのでしょうか?通貨ペアによっても異なりますが、代表的なユーロドルやドル円では、仲直の発表(10時頃)と多くの米経済指標が発表されるタイミング(夏:21時半、冬:22時半)、ロンドンフィキシング(夏:0時、冬:1時)、また欧米勢の取引が始まる16時と22時頃に取引が活発となり相場に流れが出やすくなると言われ、各国・地域の市場時間で相場の変動率に一定のクセがあると言われています。下の第1図は2015年から2020年(8月25日迄)の時間帯毎の平均変動率になります。過去の変動の標準偏差から算出されるヒストリカルボラティリティーと異なり、今回は1時間足の高値と安値の値幅をその平均値で除算し、時間帯毎の変動率を算出しています。 カテゴリ: 調査レポート | 記者: 長谷川友哉