ビットコイン相場分析 : 利益確定売りの連鎖により急落も相場のアク抜きに成功か | ビットバンク マーケット情報
11月26日のビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気を示唆し、すべてのオシレーターがプラス域で推移しているためこれを否定しています。ビットコインは昨日久々に急落し一時10%を超える下落をみせました。一気に移動平均線を下回り終値は180万円を割り込みました。オシレーターは依然としてプラス域を保っている一方、価格同様に大きく下落しておりモーメンタムが悪化しています。FisherとMACDは遅行線を下回り買いシグナルが解消されました。MACDはプラス域に突入した10月9日から約1ヶ月間上昇していましたが、昨日ついにデスクロスが発生しました。ADX(50)は高水準に位置している一方、大きく下落しておりトレンドが弱くなったことを示しています。ビットコインは昨日、高騰の反動から大きく売られ15万円幅の下落を記録しました。利益確定の売りが連鎖したことが要因であると推測されます。大幅下落したビットコインですが、長期目線ではまだまだ上昇トレンドを維持しており、相場が落ち着けば再びジリジリ高値を目指す展開になると予想されます。ここ数週間は大きな下落もなく上昇していたため、相場のアク抜きには丁度いい調整だったと考えられます。昨日の反発ポイントになった170万円付近からは強いサポートが期待されます。
カテゴリ: 市況・相場分析 | 記者: 真田雅幸