ビットコイン相場分析 : 終値は200万円台を回復もオシレーターではダイバージェンスが発生、高値警戒シグナル点灯 | ビットバンク マーケット情報
12月2日のビットコインの日足終値は移動平均線を上回り強気トレンドを示唆し、すべてのオシレーターがプラス域で推移しておりこれをコンファームしています。ビットコインは昨日小幅に上昇し終値を再び200万円台に乗せました。一昨日の下落を押し目に買いが入り反発しました。強いプライスアクションが確認されましたが、高値の更新には至りませんでした。短期のオシレーターは良好な状態にあり強気のモーメンタムが維持されています。CCIとFisherは上昇中です。MACDは遅行線の下位で横ばい推移です。MACDと価格の値動きに注目すると、価格は上昇している一方でMACDは下落しているためダイバージェンスが発生していることがわかります。ADX(40)は基準値の20を超えトレンドの継続を示唆しています。一方、ADXは下降傾向にありトレンドが緩やかになっていることを示しています。ビットコインは昨日200万円を回復しましたが売り圧力も強く高値圏では揉む動きもみられました。全体的にはまだ強い状況が続くビットコインの相場ですが上昇の勢いは徐々に鈍化しています。MACDでダイバージェンスが発生していることには注視したいところです。リスクを取って売っていく相場ではないものの引き続き高値警戒感を持つ必要があります。
カテゴリ: 市況・相場分析 | 記者: 真田雅幸