ビットコイン相場分析 : ビットコインは底堅く間近高値を試す動き、ボラティリティと出来高は低下傾向 | ビットバンク マーケット情報

12月3日のビットコインの日足終値は移動平均線を上回り強気トレンドを示唆し、すべてのオシレーターがプラス域で推移しておりこれをコンファームしています。ビットコインは昨日小幅に上昇した陽線を記録しました。2日連続の陽線となり終値は200万円台を維持しています。ドールベースでは過去最高値となる2万ドルにジリジリと近づいています。短期のオシレーターは価格の上昇に合わせて上向きに推移しています。CCIは100を超え、Fisherでは買いシグナルが継続しています。長期のオシレーターのMACDは遅行線を下回り推移していますが、ゴールデンクロスが間近になっています。ADX(40)はトレンドの発生を示唆していますが、下落傾向にありトレンドが緩やかになっていることを示しています。ビットコインは現在ボラティリティと出来高が共に減少傾向にあります。ビットコイン価格はジリジリと上昇し高値を試す動きがみられます。底堅く推移しておりプライスアクションは非常に強いと言えます。短期では上目線が推奨されています。一方、長期的にみるとトレンドは弱体化傾向にあることが示唆されています。MACDではダイバージェンスが発生しADXも下落しています。また、ボラティリティと出来高も減少傾向にあり相場はトレンドが落ち着きつつあることを示しています。数週間前と比べると相場のモーメンタムは低下しており上値余地は限定的であると予想されます。2万ドルの過去最高値を更新したとしてもショートスクイーズによる一時的な上昇になる可能性があります。 カテゴリ: 市況・相場分析 | 記者: 真田雅幸