イーサリアム相場分析 : 強い上昇トレンドは終了か、短期のモメンタムは下落方向推移 | ビットバンク マーケット情報

12月21日のイーサリアムの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆していますが、オシレーターはプラス域で推移しておりこれを否定しています。イーサリアムは昨日、約5%の下落を記録し6.3万円を割り込みました。2日連続の陰線を記録し、移動平均線も下回り弱気のプライスアクションがみられました。オシレーターはプラス域を維持している一方、すべて下落傾向にありモメンタムの悪化が確認されています。Fisherは昨日デスクロスし、MACDでは本日の始値からデスクロスが発生しています。ADX(33)も下落しており上昇トレンドの弱体化を示唆しています。イーサリアムのチャートはこの2日間の下落により弱気に転じています。価格は移動平均線を下回り徐々に売り圧力が強くなっています。オシレーターは短期長期共に下落しておりモメンタムが下方向に推移していることを示唆しています。ADXも長期的に下降しており強い上昇トレンドはすでに消滅していることを示しています。現在のイーサリアムは大きなリスクをとって買いに行く相場にはないようです。次のトレンドに向けた価格調整時期に入ったと考えられます。短期では下落圧力が強く5.5万円の前回安値付近まで押す可能性が高そうです。 カテゴリ: 市況・相場分析 | 記者: 真田雅幸