ビットコイン相場分析 : 高値圏でもみあう展開続く、年末突入で相場は不安定になるか | ビットバンク マーケット情報
12月24日のビットコインの日足終値は移動平均線を上回り強気トレンドを示唆し、すべてのオシレーターがプラス域で推移しておりこれをコンファームしています。ビットコインは昨日、235万円付近で取引を開始していましたが、昼過ぎから買われ始め終値は244万円を記録しました。終値ベースの高値246万円に迫っています。価格は安値を切り上げながら高値で揉み合っています。短期のオシレーターは下落傾向が続いていますが、本日の始値からFisherがゴールデンクロスするなど反転の兆しを見せています。MACDはほぼ横ばい推移ですが遅行線を上回り強気のモメンタムを示しています。ADX(36)は上昇しており強気トレンドをサポートしています。ビットコインは陽線と陰線が交互に並び高値圏でレンジ推移となっています。安値を切り上げるアセンディングトライアングルを形成しているように見えます。ビットコインの傾向として高値圏でのアセンディングトライアングルは騙しになることも多いため注意が必要です。短期では強い方向感が示されておらず、ここ1週間は235万円〜247万円のレンジ内で価格が推移しています。いよいよ年末年始が迫っているため取引量の減少から相場の値動きが不安定になることが予想されます。リスクを抑えたトレードも必要でしょう。現在はレンジ上限で推移しているため本日の相場は押す展開になる可能性が高いでしょう。
カテゴリ: 市況・相場分析 | 記者: 真田雅幸