ビットコイン相場分析 : ビットコインは三角持ち合いを形成か、買いと売りが拮抗 | ビットバンク マーケット情報
1月17日のビットコインの日足終値は移動平均線を上回り強気トレンドを示唆し、すべてのオシレーターがプラス域で推移しておりこれをコンファームしています。昨日のビットコインは小幅に下落し終値は371万円でした。日足では先週から陰線が出るようになっており、現在も3日連続で陰線が記録されています。価格は移動平均線を上回っているものの、やや弱含んだ値動きが見られます。オシレーターはプラス域を維持している一方ですべて下降傾向にありモメンタムの悪化を示しています。短期オシレーターのCCIやFisherはマイナス域突入手前まで下落しています。MACDも遅行線から離れ大きく下落しています。ADX(33)も下落しており上昇トレンドの弱体化を示唆しています。ビットコインはなんとか強気を維持しているものの徐々に弱気に傾きだしています。値動きは三角持ち合いのような形で徐々に値幅が減少しています。レンジで推移しており買いと売りが拮抗している状態にあるようです。モメンタムは下降しているため今後の下落には注意したいところです。日足チャートでは方向感が薄れており大きな動きがでるまでは様子見が無難でしょう。まずは350〜400万円のレンジをどちらに抜けるかに注目です。
カテゴリ: 市況・相場分析 | 記者: 真田雅幸