ビットコイン相場分析 : 大きな下落の反動から小幅に上昇、500万円台を維持 | ビットバンク マーケット情報
2月24日のビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、すべてのオシレーターがプラス域で推移しておりこれを否定しています。昨日のビットコインは、22,23日の下落の反動から小幅に上昇しました。下げ止まりを見せましたが、価格は移動平均線の回復には至りませんでした。オシレーターは引き続き下落トレンドにあります。CCIはゼロライン付近で推移しています。Fisherは遅行線を下回り下落しています。MACDでも昨日デスクロスが成立し、2月3日以来となる遅行線を下回りました。ADX(35)は下落しており強気トレンドの弱体化を示唆しています。ビットコインは昨日、下げ止まりを見せたものの移動平均線を回復せずやや弱い値動きでした。オシレーターは下降傾向にありモメンタムの悪化を示唆しています。今後、高値を再び試す可能性は十分考えられますが、利確売りが出やすい状況と言えます。強い上昇相場から現在はレンジ相場に移行していると考えられます。長期チャートはまだ崩れていないため、一昨日にサポートされた500万円付近まで押す場合は、買いエントリーが考慮されます。
カテゴリ: 市況・相場分析 | 記者: 真田雅幸