ビットコインにわかに6万ドル乗せ 米国で始まった現金給付に期待 | ビットバンク マーケット情報
先週(8日〜14日)のビットコイン(BTC)対円相場の週足終値は、前週比935,512円(16.96%)高の6,450,000円と2週続伸し、終値ベースで史上最高値を更新。13日には対ドルでも高値を更新し、初めて60,000ドルの大台に乗せた。相場は今月5日から11日まで7日続伸し、この間に520万円から620万円台まで回復。先週は1.9兆ドル規模の米追加経済対策が上下要因で可決され、バイデン米大統領が署名したことに加え、ノルウェーのアーケル(Aker)グループがビットコインやブロックチェーン技術への投資を目的とする子会社を設立したり、デジタル・カレンシー・グループが子会社グレイスケールのビットコイン投資信託(GBTC)に最大で2.5億ドルの投資を行う計画を発表したりと、リスクオンムードを助長する材料や事業会社からのBTC需要の底堅さが相場の支えとなった。
カテゴリ: 市況・相場分析 | 記者: 長谷川友哉