ビットコイン相場分析 : 週末も冴えない動きで陰線を並べる、短期では売られすぎ水準か | ビットバンク マーケット情報
4月25日のビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、すべてのオシレーターがマイナス域で推移しておりこれをコンファームしています。昨日のビットコインは2%下落した陰線を記録しました。5日連続の陰線を記録しており継続的に売られています。昨年11月以来となる一目均衡表の雲の弱気反転も見られました。終値は530万円でした。オシレーターは全てマイナス域で推移しており弱いモメンタムを示しています。CCIは-161で推移しています。FisherとMACDは遅行線を下回り売りシグナルが継続しています。Fisherは本日、ゴールデンクロスが発生しています。ADX(28)は上昇しており弱気トレンドの発生を示唆しています。ビットコインは週末も冴えない値動きとなり、陰線を並べる結果になりました。売り手が有利な相場が続いており、チャートも弱気トレンドを示唆するインジケーターが多く見られます。MACDや一目均衡表などの長期トレンドを示すインジケーターも弱気を示唆しています。本日は週明けから買われておりやや高値で取引されています。CCIには底打ち感がありFisherでもゴールデンクロスが発生しており、今週は反発も期待できます。一方、大局的には弱気であるため、戻り売りを狙う相場になりそうです。現在ちょうど2つの移動平均線が推移する600万円付近からは上値が重くなると予想され、売り始めのポイントとして考えられます。
カテゴリ: 市況・相場分析 | 記者: 真田雅幸