ビットコイン相場分析 : 週始めは売られる展開に、チャートは弱気に傾く | ビットバンク マーケット情報
5月10日のビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気レンドを示唆し、すべてのオシレーターがプラス域で推移しておりこれを否定しています。昨日のビットコインは3.6%下落した陰線を記録しました。終値は611.2万円でした。一時600万円付近まで下落し価格は移動平均線を下回り強く押しました。オシレーターはプラス域を維持するも下落傾向が強くなっています。昨日CCIは下落し54を記録しました。Fisherも昨日デスクロスが発生し遅行線を下回りました。MACDも小幅に下落しました。ADX(14)は下落しておりトレンドが弱い状態を示しています。昨日はチャートも良好で週始めから強い値動きが予想されましたが、売られる展開になりました。昨日の下落により価格は移動平均線を下回り、オシレーターも下降に転じています。上昇の勢いが削がれチャートも弱気に傾いたため、一旦買いポジションは様子見となりそうです。ADXが示す通り、まだ相場に方向感は戻っていないようです。テクニカルでは再びMACDが下落し始めたことが気になるところです。また本日も下落するようなら今後のマイナス域突入の可能性が上がります。昨日とは一転し、下落に警戒感を持つ必要がありそうです。
カテゴリ: 市況・相場分析 | 記者: 真田雅幸