ビットコイン相場分析 : パニック売りから反転し安値から30%高、相場が弱気な時こそ買い | ビットバンク マーケット情報

5月20日のビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、すべてのオシレーターがマイナス域で推移しておりこれをコンファームしています。昨日のビットコインは10.4%上昇した陽線を記録し、6日ぶりの買いが入りました。終値は444.8万円を記録しました。強い買い戻しが入り反発しています。オシレーターは上昇、または横ばい推移に変化しており下落のモメンタムは後退しています。CCIは上昇し-148を記録しました。Fisherではゴールデンクロスが発生し売りシグナルが解消されました。MACDは下落幅が縮小しています。ADX(34)は上昇しており弱気トレンドの発生を示唆しています。昨日のビットコインは久々の強い値動きを見せ、底打ち感をアピールしています。一昨日の安値からすでに30%上昇しており、更なる反発が期待されます。価格は移動平均線を大きく下回り、オシレーターは売られすぎ水準まで下落したことから、短期オシレーターはすでに反転し始めています。トレンドフォロー系インジケーターは弱気を示唆していますが、ここは逆張りし始める所でしょう。そもそも一昨日の下落は、海外取引所を含めて大きな売り注文が一気に殺到したことが要因です。複数の取引所ではプラットフォームを停止させるほどの大量の売りが同時に発生しており、このような状況下ではミスプライシングが発生しやすく、現在の価格は売られすぎだと考えれます。暗号資産相場では昨日のようにパニック売りからの反転が早いため、資金管理が非常に重要になります。デリバティブ系のデータを見ても相場のセンチメントは弱気を維持しており、多くのトレーダーが弱気の時こそ買いでしょう。 カテゴリ: 市況・相場分析 | 記者: 真田雅幸