イーサリアム相場分析 : 昨日は25%上昇し大幅反発、短期では売られ過ぎだったか | ビットバンク マーケット情報

5月24日のイーサリアムの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、すべてのオシレーターがマイナス域で推移しておりこれをコンファームしています。昨日のイーサリアムは25.5%上昇した陽線を記録しました。4日振りに陽線を記録し終値は29.0万円でした。昨日は大幅反発となりとなり強く買い戻されました。下落していたオシレーターは短期で反発しています。昨日CCIは上昇し-107を記録しました。Fisherではゴールデンクロスが発生し売りシグナルが解消されました。MACDは遅行線下回り売りシグナルが継続しています。ADX(44)は下落しておりトレンドが弱くなっていることを示唆しています。昨日のイーサリアムは25%の大幅反発を記録しここ3日間の下落の約7割を戻しました。強い買い戻しが入り、先週からの下落トレンドに歯止めがかかった形になりました。短期では強く買われている一方、長期移動平均線も割り込み弱気のチャート形成しています。戻り売りが発生しやすい相場状況と言えます。イーサリアムは45万円を付けた直後に大きく下落したことから、ADXは下落しており相場の方向感が弱くなっていることを示唆しています。4月後半から5月にかけての上昇が帳消しになっただけで、弱気トレンド入りしたとも言い難いことを示唆しています。また、先週は、2,3月に揉み合った20万円にタッチしており短期の売りは一巡したものと考えられます。今後は次の大きな動きに向けたレンジ相場に入ると予想されます。30万円を回復し移動平均線の上位でレンジ推移するなら、上昇トレンドの回帰の可能性も出てくるでしょう。ここからどこまで相場を戻せるか注目です。 カテゴリ: 市況・相場分析 | 記者: 真田雅幸