クアンタム相場分析 : 今週は大幅反発し65%上昇を記録、乱高下する相場続く | ビットバンク マーケット情報

5月27日のクアンタムの日足終値は移動平均線を上回り強気トレンドを示唆し、すべてのオシレーターがマイナス域で推移しておりこれを否定しています。昨日のクアンタムは18.5%上昇した陽線を記録し4日連続で買われました。終値は1639円でした。価格は移動平均線付近まで戻ってきました。オシレーターは短期で上昇しておりモメンタムの回復を示しています。CCIは-41まで上昇しました。Fisherは遅行線を上回り売りシグナルは出ていません。MACDも短期で上昇していますが、遅行線の下位で推移しています。ADX(24)は下落しておりトレンドが弱い状態を示唆しています。今週は先週の下落の反動から強く買われ、週足では65%ほど上昇しています。短期では上昇している一方、チャートはまだ弱気のストラクチャーを維持しています。価格は移動平均線付近まで上昇したため、今後は上値が重く推移することが予想されます。戻り売りが発生しやすい価格になるため、反落に注意が必要です。今週の上昇は売られすぎの反動によるもので、まだ長期的に買える相場状況にはありません。オシレーターでもプラス域の回復に至っていません。もう一度底値を試す値動きも予想されるため、まずは安値を切り上がるチャートの形成を待ちたい所です。 カテゴリ: 市況・相場分析 | 記者: 真田雅幸