保ち合い上放れのビットコイン これはアク抜けのサインか? | ビットバンク マーケット情報

3日のビットコイン(BTC)対円相場は209,811円(5.09%)高の4,333,706円と続伸し、5月27日ぶりに終値で430万円を回復した。東京時間のこの日のビットコインは、410万円から420万円台後半まで一段高となり先月19日の相場急落から形成した三角保ち合いの上放れに成功(第2図)。今週一つの懸念材料だった中国・四川省で前日に開催されたマイニングシンポジウムでは、具体的な方針は示されず意見の収集にとどまったことで安心感に繋がり、ハッシュレートの回復と共に市場のセンチメントが好転した。また、グーグルが2018年に開始した暗号資産(仮想通貨)関連企業の広告掲載禁止策を、米金融犯罪取締ネットワーク( FinCEN)への登録を条件に今年8月3日から解除すると発表したことも好感されている。 カテゴリ: 市況・相場分析 | 記者: 長谷川友哉