仏中銀総裁、デジタル資産に関する欧州の遅れに危機感
欧州情勢に危機感フランスの中央銀行総裁は、デジタル通貨や暗号資産(仮想通貨)におけるヨーロッパの状況について危機感を示した。フランス銀行総裁のFrancoisVilleroydeGalhau氏は、金融フォーラム「2021ParisEuroplace」に登壇。フォーラムでは暗号資産や現金離れに危機感を示し、インフラの整備等、新たな状況への対応について「猶予はあまりない。せいぜい1〜2年といったところだろう」と語った。発言の背景には、新型コロナウイルスのパンデミックによって、現金からデジタルへの移行が加速した...