7月FOMC要点とビットコイン価格への影響 | ビットバンク マーケット情報
7月27日から28日にかけて、米連邦準備理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)の会合を開き、金融政策の据え置きを決定した。6月会合では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて始まった月1,200億ドルの債券購入(量的緩和:QE)の段階的縮小(テーパリング)開始時期について議論されたこと、加えて会合参加者が予想する2023年末時点の政策金利(FFR)が3月の予想から引き上がったことが市場にとってはサプライズとなり、米国における金融政策正常化の前倒し懸念が一段と強くなっていた。一方、7月の会合では、タカ派的なトーンが幾分抑えられたと言える。
カテゴリ: 調査レポート | 記者: 長谷川友哉