警戒感漂うビットコイン相場 緩和縮小前倒し懸念が再燃か | ビットバンク マーケット情報
先週(5日〜12日)のビットコイン(BTC)対円相場は601,450円(10.62%)安の5,060,793円と大幅安。終値では心理的節目の500万円や200日移動平均線を維持したが、相場は直近3週間ほどの上げ幅をリトレースした。7日の相場急反落後、510万円周辺で方向感に欠ける展開となったBTCの対円だったが、10日の米卸売物価指数(PPI)が前年同月比で市場予想を上回り、緩和縮小前倒し懸念から相場は上値を重くした。さらに追い討ちを掛けるように、この日はクリーブランド地区連銀のメスター総裁が年内のテーパリング開始を念押しし、BTCは高寄り後に反落した米株に連れ安となり510万円周辺から保ち合い下放れとなった。
カテゴリ: 市況・相場分析 | 記者: 長谷川友哉