米初の仮想通貨取引所制裁、ランサムウェア攻撃に加担と指摘
初めて仮想通貨取引所を制裁対象へ米財務省の外国資産管理局(OFAC)は21日、ロシア拠点の暗号資産(仮想通貨)取引所「SUEXOTCS.R.O.(以下、SUEX)」を、特定国籍業者(SDN)に指定し『制裁対象』に加えたと発表した。特定国籍業者とは、米大統領が国家の安全保障を脅かすと判断し、制裁対象にすると指定した企業等を指す。SUEXはランサムウェア攻撃における金融取引に加担しており、少なくても8つの攻撃から違法な利益を得たとOFACは指摘。米国が特定国籍業者に仮想通貨取引所を指定したのは初と報じられてい...