- 「Bitfinex」が一時サービスダウン
- 仮想通貨取引所「Bitfinex」が一時的にサービス停止していたことが判明。同社は顧客の資産について安全に保管されているとしている。現在は復旧済み。
「Bitfinex」が一時サービスダウン
仮想通貨取引所「Bitfinex」が一時的にサービス停止していたことが、同社のツイートにより明らかとなった。Bitfinexは6月1日 2時43分に、ツイート上で、以下のような声明文を公表している。
我々のネットワーク・プロバイダーの一つが、一時的に停止したため入金・引き出しができない状態となった。
資金はコールドストレージに安全に保管されている。復旧に向け、迅速に対応する。ご不便をおかけし、申し訳ございません。
Due to the outage of one of our network providers we temporarily paused deposits and withdrawals. Funds are safe in cold storage. Situation should be restored ASAP (ETA 3/4h). Apologies for the inconvenience.
— Bitfinex (@bitfinex) May 31, 2019
BitfinexのCTOであるPaolo Ardoino氏も、ツイッター上で資金が安全に管理されているとコメントしている。
Note: you can see our hot wallets as well here (at least the most juicy ones), no outgoing tx in a while due to the temporary outage. Funds are safe. href="https://t.co/rjfUqbPLh7"> href="https://t.co/3Z48KNw4lg"> Paolo Ardoino (@paoloardoino) May 31, 2019
5時34分の公式発表では、Bitfinexの入出金が復旧し、正常に利用可能となっている。
Bitfinexの動向
先日、Bitfinexは、10億ドル(約1100億円)に及ぶ資金調達を完了し、新たなトークン「LEO」を、同取引所に上場させている。
10億ドルという巨額の資金調達に成功したことで、一旦はアクセス不能となっている資産の問題について安堵の様相がうかがえるBitfinex。ただし、先日に報じられた通り、現在Tether社とBitfinexは、テザー(USDT)担保金の利用に関する制限をニューヨーク州最高裁判所より命じられている。
担保金の不正利用疑惑に関連した書類の提出も、同裁判所によって命じられたがその要求された書類はBitfinexのメリットとして制限が許される。今後もその動向からは目が離せないだろう。