エルサルバドルの「ビットコイン・シティ」構想、火山熱100%利用へ
再生可能エネルギー利用を強調エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は9日、建設中の暗号資産(仮想通貨)推進特区「ビットコイン・シティ」の消費電力は、完全に火山由来の地熱発電で補うと発表した。ブケレ大統領は6月に発表した火山に加え、新たに3つの火山から地熱発電の提供を現在用意していると説明。地熱発電は再生可能エネルギーとされており、国連の掲げる持続可能な開発目標(SDGs)に沿った電力源の一種だ。既にエルサルバドルでは、国家電力の1,000GW(1GW=1,000MW)が火山の地熱発電から供給されており、今後...