欧州中央銀行ラガルド総裁、仮想通貨の制裁回避利用を警戒
サービスプロバイダーも“共犯”欧州中央銀行総裁のクリスティーヌ・ラガルド氏は22日、仮想通貨(暗号資産)が対ロシア経済制裁を迂回する手段として使用される可能性について触れ、仮想通貨取引所などのサービス・プロバイダーが「共犯者」であると指摘した。3月22日から23日に渡り開催されている国際決済銀行(BIS)イノベーションサミットの初日、「マネーと決済」をテーマとするセッションで、ラガルド氏は仮想通貨を「脅威」とする見方を示した。「多くの疑わしい取引や犯罪行為の支払いに目を向けると、幾度となく暗号資産を見かけ...