金融庁主催のデジタル・分散型金融研究会、規制上の課題特定に向けて議論
デジタル・分散型金融への対応日本の金融庁は4月21日、「デジタル・分散型金融への対応のあり方等に関する研究会」(第9回)を開催した。令和3年7月26日から開催されており、技術系を含めた学者や金融実務家が参加している。事務局は出席者に対し、海外(特に米国)における暗号資産(仮想通貨)やDeFi(分散型金融)に関する執行事例を考慮し、伝統的な金融資産と異なる、これらの新興技術特有の課題について議論するよう要請した。これには、違法行為抑止の実効的方法、オンチェーンおよびオフチェーン情報を含む総合的な市場監視と分...