IMF、新たな多国間決済システムの構想を発表

「XCプラットフォーム」を構想国際通貨基金(IMF)は19日、モロッコで開催された中央銀行デジタル通貨(CBDC)についての円卓会議で、新たな国際決済システムの構想を発表した。多国間決済を円滑で利便性が高いものとするシステムであり、CBDCを導入してもしなくても各国が使える。IMFのトビアス・エイドリアン金融資本市場局長が「XC(exchangeandcontracting:取引・契約)プラットフォーム」の詳細を話した形だ。このプラットフォームは、単一台帳の上で各国の中央銀行準備金である各国の通貨を、標準...