シンガポール、シャンムガラトナム氏が次期大統領に 仮想通貨には否定的な見方

仮想通貨リスク注視するシャンムガラトナム氏前シンガポール金融管理局(MAS)長官のターマン・シャンムガラトナム氏は2日、シンガポールの次期大統領に選出された。同氏は、暗号資産(仮想通貨)に対して否定的な態度を示してきた人物である。シャンムガラトナム氏は、70.4%の得票率により当選した。ただ、シンガポールでは、大統領は予算の拒否権などを有するものの、主に象徴的な役割を果たす。内閣の助言に基づいて汚職捜査を開始することなどもできるが、その権限は限られている。最近の発言例としては、シャンムガラトナム氏は1月の...