米SECゲンスラー委員長、仮想通貨規制めぐり両党から批判を浴びる

規制の不明確さなどに批判の声米証券取引委員会(SEC)のゲイリー・ゲンスラー委員長らは24日、米下院金融サービス委員会の公聴会に出席した。一部の議員は、SECによる暗号資産(仮想通貨)業界への取り締まりについて批判を向けている。まず、共和党の院内幹事を務めるトム・エマー議員が、DEBTBoxの事件でSECに落ち度があったことに触れる質問をすると、ゲンスラー氏は「この件は適切に処理されていなかった」と認めた。この事件は、SECが仮想通貨スタートアップDEBTBoxに対して、不適切に差し止め命令を発動させたもの...