- 80万超のユーザーに仮想通貨取引サービスを提供
- 米最大手仮想通貨取引所コインベースが提携するSoFi社が、自社の80万人を超える利用者に対し、仮想通貨取引のサービスを開始。現時点の取引対象銘柄はBTC、ETH、LTCの3種類だが、今後増やす予定という。
80万超のユーザーに仮想通貨取引を提供
投資アプリを提供する米SoFi社が、80万人を超える利用者に対し、仮想通貨取引のサービスを開始した。米大手コインベースは流動性と価格のトラッキングサービスを提供する。
SoFi社のユーザーが現時点で取引できるのは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)の3銘柄。
仮想通貨取引サービス開始の理由についてSoFi社は、ユーザーから需要が高まっているとしている。SoFi社CEOのAnthony Noto氏は「ユーザーからの声で、多くの人が仮想通貨について学びたいだけでなく、実際に売買を行っていることが分かった」と説明した。
仮想通貨取引のサービスは、SoFi Digital Assets社を介して提供されている。取引の最低金額は10ドルで、1アカウントの最大取引額は1日5万ドル(約540万円)だ。取引に対し最大1.25%の手数料を課すが、この分は取引所が提示する市場価格に含まれているという。なお、米ニューヨークの住民は本サービスを利用できない。
数ヶ月後には仮想通貨の取引銘柄を増やす予定だ。SoFi社は現在仮想通貨の他に、株や上場投資信託(ETF)の取引サービスも提供している。